第7回「知らないことばかり」

休日は小旅行気分を満喫してます

休日を利用してかわら美術館で開催中の「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」へ行ってきました。
名古屋から車で1時間弱の場所にある高浜市はやきものの里として有名のようですが、失礼ながら僕は知りませんでした。何せ名古屋には23年ぶりに帰ってきて、名古屋のこともよくわかってないのに、周辺のことなんてもっとわかりません。なので、休日はちょっと足を伸ばすだけで旅行気分を味わって良い気分になっているのです。

かわら美術館に着いて、まず目に飛び込んできたのはかわらで出来た大きな鯱。なんだか中学生の時に名古屋で開催された、世界デザイン博覧会に出品されていた巨大招き猫を思い出しました。

瓦で出来た鯱!

瓦で出来たデカイ鯱がウェルカム!

何事もペース配分は大切!

入場券を買っていよいよ中へ入ると、想像以上に作品数が多い!これは見応えあるぞ!と意気込みながらも、ペース配分を間違えると全部見れないかも(到着が午後遅かった)と慎重になり、まずは軽く1周して気になるところを再度見る「二度見作戦」。この作戦が功を奏したのか、とても効率よく楽しむことができました。だが!しかし!なんと!第2会場が2Fにあるじゃないですか!急いで階段を駆け上り第2会場へ。ここでは時間の都合上「二度見作戦」は使えなそうだったので、「ちょっとだけじっくり見る作戦」で挑みました。これまた功を奏して、最終的には3Fの常設展(瓦の歴史的な展示)も見ることが出来ました。

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コピー通りの大満足の世界一周旅行!

世界は限りなく大きく広いらしい

世界各国の作家の作品を見ていると、今春にイタリアのボローニャにて行われたボローニャ国際絵本原画展」へ行った際も思ったことですが、日本に入ってくる海外の作品は、まだまだ世界のごく一部でしかないことに気付きます。これだけ素晴らしい絵本が世界にたくさんあるのに、何故入ってこない?そこは作品の民俗性の好みにより受け入れられるか否か、プロダクトとしての商品価値、コスト、著作権などあらゆる問題があるとは思いますが、もっと絵本の可能性を広げることが出来るかもしれないなぁなんて思い、絵本は必ずしも子どもたちへ書かれたものばかりではなく、作家の自己表現として絵本というツールを選ばれているケースや、アートブックに限りなく近い作品など、絵本=子どもという概念を根本から見直し、その中で子どもたちにどう紹介していくか?と新たな課題が浮かんできました。
う~ん、絵本の迷宮に入り込んだようです。しかし、頭ばかりデカくなっても仕方ないので、純粋に楽しいとか気持ち良いとか嬉しいとか悲しいとか、つまりは、まずは自分の喜怒哀楽にどうマッチングするか、そして、どうやって子どもたちに手渡していくか?ということなんだろうなぁなんて、既に頭をグルグルさせて考えてしまってますが・・・。

ロビーには子どもたちの作品!カッコいい!

ロビーには子どもたちの作品!
カッコいい!

 ついでに足を伸ばして

せっかくの小旅行だから、周りでまだ面白そうなところがあったら行くべし!と色々調べていたら、割と近くにINAXライブミュージアムなるものがあり行って来ました。閉館間際の滑り込みでゆるりとは見れなかったですが、モザイクタイルや焼き窯、それにゴージャスなトイレなど堪能。そして、近くにはコストコがあるらしいとの情報も入手し行ってみるも、会員証がないと中に入れないとのことで、フェンス越し(実話)に商品を物色したりして、小旅行は静かにフェードアウトしていったのでした。

お行儀良く用は足しましょう!

お行儀良く用は足しましょう!

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

イベントページでご確認ください。

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