第8回「ワイワイ・ガヤガヤ・ドカドカ」

ほげちゃん音頭」を作りました。作るまでの経緯はここでは詳しく書きませんが、春頃から「あーでもない、こーでもない。」と、大人気シリーズ「ほげちゃん」の編集者とメールで何度もやり取りして、ようやく出来たという感じです。

前にも少し書きましたが、僕はずっと音楽ばかりやってました。バンドやったり、曲作ったり、いろんなアーティストのレコーディングに参加したり、企業向けプレゼンのBGM作成だったり、声をかけてもらったものに関しては本当に何でもやりました。

しかし、今回の依頼は今ままでのようなものとは少し毛色が違い、しかもテーマが「音頭」。親しんでいるようで実はあんまり知らない音頭をどうやって作ろうか?まずは、ラフを作って聴いてもらうところからスタート。ざっくり修正を何度も行い、少しずつ細かいところを修正してメロディが完成!

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もっともっと!パッション足りないよ!

「さぁ歌は誰が歌いましょうか・・・?」色々と悩みはしましたが、悩む前にThe大人の事情「予算」という壁がありまして・・・。この音頭が掲載される『ほげちゃん まいごになる』(偕成社)を出版している偕成社という出版社の方々に大いに歌ってもらおう!となった次第です(自社だからタダで有志を募りやすい)。

9月のとある日、偕成社の大会議室に集まった有志の方々。普段は本を作ったり、売ったりと音楽とは無縁の関係の仕事です。「では、まずはじめに軽く歌ってみましょうか?」ということでファーストテイクを録るものの、途中でストーップ!!!

思わず「葬式じゃないんだぞ!」と声を荒げ、辺りに緊張が走ります。

「子どもたちが楽しみにしてるんだ!子どもたちに楽しく歌って踊ってもらうんだ!なのに、それをお前たちは・・・」涙でこの先が続きません。激しい嗚咽をしながら必死にこの音頭にかける想いをコーラス隊に伝えました。
その強い想いが伝わったのか、まるで映画「ブルースブラザーズ」の中でジェイクがジェームス牧師によって音楽に導かれたように、コーラス隊に光が射し・・・。ナイステイクのオンパレード!ついに私たちはヤッタのです!

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そうそう!それそれ!
やれば出来るじゃない!

まだまだ、挑戦は続きます。ただの「音頭」にしてはつまらない!と鼻息荒くニュースタイルの音頭トラック(伴奏)を作りたいと考えながらも、子どもたちにキャッチーにしたいという矛盾を抱えながらの制作。結果、ニュースタイルとオールドスクールが融合した次世代の音頭が完成しました!

来年の夏あたりに、日本中のたくさんの子どもたちが踊ってくれるといいな!

「ほげちゃん音頭、はじまるよ〜!!!!」

おしまい

追伸:文章中にフィクションが多少含まれている箇所がございます。

本文中でご案内した『ほげちゃん まいごになる』(偕成社)は購入いただけます。

ほげちゃんまいご

ほげちゃん まいごになる
やぎ たみこ/さく
偕成社
(3才ぐらいから)

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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