第18回「何度も心機一転するのです」

ヤドカリのような生活

引越しをしました。名古屋に来て8ヶ月で早くも引越しです。理由は色々ありますが、ここでは言いません。とりあえず、半年ぐらいしか住まなかったので大きな思い出もないので、特にさみしく思ったりすることもないのです。

僕は、高校から名古屋を離れ、埼玉の高校では寮生活、沖縄での大学生活から一人暮らしをはじめました。その後、東京に移り住むのですが、今回の引越しが8回目となり、約20年の間の話なので平均すると2.5年に1度は引越ししていることになります。オリンピックより頻繁な引越し数です。

割とモノは少なめです

割とモノは少なめです

引越すたびに思う

いつも引越しをするたびに思い浮かべる言葉があります。それは「心機一転」。そう、僕は既に8回も心機一転しているわけです。しかし、大体が後が続かず、最初のちょっとの期間だけのフレッシュ感で後は前回と同じような生活になるのです。

そもそも、引越しってなんだろう?なんて考えます。もちろん、その場、その状況にあった生活環境のため、居住地を変えるというシンプルなことではあるのですが、それだけでということもないでしょう。環境を変えるというのは、気持ちの変化も伴います。朝に鳥の声が聞こえる環境と車のクラクションが聞こえる環境は違いますし、窓を開けて緑が見えるのとビルが見えるのとは違います。僕の引越しというのは、どちらかというと、生活環境重視型の引越し、つまりは気分転換、大きな変更による、自分への新しい刺激を求めていることが大きいのかもしれません。

転勤族の友達への憧れ

小学生のころ、僕は転勤族に憧れていました。転勤族だった友達に言わせると、転校先で馴染むことなど、色々大変だったと聞きますが、本屋の息子として生まれた僕にとっては、色んな知らない土地に住めるなんて良いなぁと転校して行く友達を羨ましく思ったものです。そうやって、自分の小さい頃の考えを辿っていくと、幼い頃からどこかへ行くのが好きでした。それは未だ変わらず、どこか旅行に行くのが大好きです。
僕はずっと音楽をやっていたので、メンバーのみんなで大きな車でツアーをして全国各地へ行ったりして演奏するのもとても楽しかったし、昨年一年だけお世話になった出版社での出張も、色んな土地に行き、色んな人に会い、色んなものを見て、色んなものを食べて最高でした。(演奏も仕事もちゃんとやりました!)

びっしりCDが入っていましたが、ガラガラでさみしい。

びっしりCDが入っていましたが、ガラガラでさみしい。

いつまでも落ち着かない

これからもこうやって引越しを続けるのだろうか?それはわかりません。メルヘンハウスで働く以上、どこか違う場所に行くことは考えにくいですが、もしかしたらこれからもちょこまか引越すかもしれません。もう落ち着きがないとしかいいようがありませんが、これが性分ならば受け止めるしかない。でも、言い換えれば今の自分のいる場所に自信がなく、環境を変えることによっての変化に期待をし過ぎているとも思います。今、自分がいるところで、今あるもので自分のベストを見いだせるようになることが、本当はこれからの僕にとっては大切なことなんだと思ってます。

と言いつつも、将来的には犬山に住みたいと真剣に考え、どうやったら住めるだろうか?と日々頭を悩ませる、犬山での生活を妄想しているのであります。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

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