第19回「子ども扱いしないぞ!」

忙しくなってきました!

メルヘンハウスは12月に入ってから大忙しです。今日も午前中から、とある幼稚園の子どもたちが幼稚園バスに親子で乗り込んで来てくれました。はたまた、「雑誌を見ました!」と来てくれる方や、「ネットで検索してきました!」なんて方も。キッカケは何であれ、まずはお店に来てくれることは嬉しい限りです。

色々と紹介してくれています。

色々と紹介してくれています。

お客さんの目的も様々ですが、今の時期は圧倒的にクリスマスプレゼントを目的とされている方が多いです。そのお客さんのためにお店ではクリスマス特集ギフトのご提案をしたり、このホームページ上では毎週クリスマスに贈りたい本を数冊紹介する特設ページを作ったり、ちょっとでもお客さんがワクワクして楽しく選んだり出来るよう、日々スタッフとあーだこーだ言いながらディスプレイしたりしているのです。

フィーバーしたい気持ちはわかるよ、でもね。

何かと忙しいと、店内をくまなく見ているようで見落としていたり、時間を割いて接客が出来ないことなどもあります。そんななか、子どもたちも店内所狭しとワーワー走り回ります。僕は「元気でいいなぁ」と思う反面、おもいっきりコケて本棚の角で頭でもぶつけて流血騒ぎになったらどうしよう?とか、ゆっくり静かに選んでるお客さんの邪魔になってないかなぁとか、色々なことが頭をよぎっていたりもするのです。子どもの本専門店ですから、子どもたちが楽しくしてなきゃ意味がない!とは思いますが、度を越えたフィーバーっぷりには注意をします。

注意にもほどがあると思いますが・・・

注意にもほどがあると思いますが・・・

しかし、メルヘンハウスは学校ではありません。本屋さんです。お客さんに本を買ってもらわないと食べていけないのです。子どもたちに注意して、お父さん、お母さんが機嫌を損ねて手ぶらで帰ったらどうしよう?とか正直思います。それなら、ちょっと我慢して見て見ぬフリをしたほうが良いのか?など、体内に「葛藤」という文字が循環します。しかし、僕は注意するのです。

「本を叩いたりしたら、本がかわいそうだよ。」
「ページをめくるときは、やさしくめくってあげてね。」
「ぬいぐるみで遊んだら、ぬいぐるみを家に送っていってね。」

などなど、こんな具合の注意というより声かけです。
メルヘンハウスのお客さんはみなさん優しいのか?僕がこうやって子どもに声をかけると、「すいません」と言ってくれるお父さん、お母さんが多く、体内を循環していた「葛藤」が消滅してくのです。

公園は自由であってほしい。

公園は自由であってほしい。

子ども扱いはいたしません!

子どもたちは、悪いことをわざわざやっているのでなく、自分が楽しいと思うことを純粋にやっているだけなので、それを最初から「ダメ!」というのはかわいそうだなぁと思います。僕ら大人は面倒なことをカットして注意しがちですが、子どもの目線でちゃんと話をすると、みんな聞いてくれますし、次からは走りまわる回数が減っていたりします。僕はそんな光景を見ると嬉しいし、ちょっとずつ色々と話をしてくれるようになったりしたら万々歳!結局のところ、友だちになってしまえば良いんだと思います。

僕はもうすぐ39歳になるのですが、僕に気をつかってくれる優しいお母さんなどは子どもに、「ほら、お兄さんに聞いてごらん」とか言ってくれて、40前の男を「お兄さん」にしてくれます。なかには、「おじさんに本をどーぞして」と、レジにいる僕に本を渡すように子どもに言うお母さんもいます。おじさんの自覚がない僕は、言われるたびに実は少しショックを受けます。

でも、いずれにしろ僕がお兄さんであろうが、おじさんであろうが、子どもたちと一緒の目線でずっといられればそれが一番だなぁと思ってます。そうでなければ、子どもたちに本なんて紹介できない。

子どもたちよ覚悟しろ!俺は君たちを子ども扱いしないぞ!

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

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