第20回「行かない理由がみつからない!」

期日前投票!

期日前投票に行ってきました。14日の日曜日はメルヘンハウスにとても多くのお客さんが来ることを見越しての期日前(来なかったどうしよう!)。引越しをしたため、新しい区なのか?前の区なのか?と結局、行ったり来たりしてしまいましたが、無事に投票をすることができました。

ここに辿りつくまで色々ありまして・・・

ここに辿りつくまで色々ありまして・・・

人が集えば、それは誰かが指揮をとり、みんなが自由で楽しく幸せにやれる方法を考えてもらい、みんなで協力していくようにしなくてはならない。メルヘンハウスも10人ほどですが人が集って運営されています。なので、今は父が代表として指揮をとっていますが、たった10人ほどでも人それぞれの個性があって、楽しくも大変であることは確かです。

1億人を超す人が集う日本という国で、みんなが自由で楽しく幸せにやれる方法がはたしてあるのか?そんなユートピアみたいなこと出来るのか?それは理想でしょ?などなど、現状を考えれば、そして、個々で価値観も違えば、みんながハッピーなんて考えは空論でしかないでしょう。それが最もオーソドックスな考え方であり、多数の意見であると思います。しかし、だからといって何もせずにジーッと何かが起こるのを待つってことが良いのか否か。僕は待ってなんかいられないのです。

投票後にこんなしおりをいただきました。

投票後にこんなしおりをいただきました。

おはなし会という集い

メルヘンハウスは子どもの本専門店なので、多くの子どもが来ます。毎週おこなっているおはなし会は、ちょっとした集いです。その集いがとっても面白いのです。おはなし会はスタッフ4~5人で、その時にメルヘンハウスにいる子どもたちを見て、各々が読む本や紙芝居を決めます。「今日は男の子が多いなぁ」とか「年齢幅が広いなぁ」などなど、色々考えて本をセレクトするのはとっても楽しいものです。
「今日のこの本は大ウケ間違いないな!」と思って読んでみたら大コケだったり、「この新刊は未知数だなぁ」と思って読んだら大ウケだったり、やってみないとわからないことが多々あります。

子どもたちの反応はとってもストレートで、つまらなければどこか行ってしまうし、一番ショックなのは、目の前で他の本を読み出したりします。しかし、楽しければものすごいテンションで本のなかへどんどん入っていきます。子どもたちは、何に遠慮することなく自由にその場を楽しもうとしています、それもとても自然に。こんな光景を毎週2回も体験するので、今の大人の世の中の窮屈さといったら耐え難いものです。

子どもたちこそ大人の先生

「子どもたちは社会での責任がないから自由でいいんだよ!」なんて言ってしまったらそこでおしまい。僕は今だからこそ、子どもたちから学ぶことが多いのでは?と思います。よく選挙活動で「未来の子どもたちのために~」なんて言われています。未来の子どもたちのために今大人ができることは、今の子どもたちから自由を学び、そして、その自由を守るために何をすべきか考えることではないかと思います。結局それが自分たちの手でステキな世の中をつくることになるのだと思います。

選挙前に是非とも読んでほしい!

選挙前に是非とも読んでほしい!

選挙前にして、ツイッターやフェイスブックや新聞やテレビなど、あらゆるメディアで情報が流れています。選挙前に読んでおきたい本なんてのもいくつか紹介されています。僕が子どもの本専門店として選挙前に読んでおいてほしい本は、『せかいのひとびと』(評論社)。特にどの政党がとか、今の社会のしくみが、なんてことは一言も書いてありませんが、とっても大切なことばかりがしっかりと描かれています。

まずは、子どもたちを見習い、自分に正直な意思表示をすることからはじめよう!

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

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