第21回「忙しいのは楽しい」

忙しいって楽しい!

最近はとっても忙しいです。メルヘンハウスはクリスマス一色だし、個人的にも引越したり、誕生日があったり(39才になりました!)、楽しいライブがあったりと、「あー忙し!忙し!」と言いながら日々生活をしていますが、これが結構な充実っぷりで楽しく生きているのです。

そんな忙しいある日、とってもステキな一日がありました。その日は朝から深夜まで濃厚で、しかも替え玉までしちゃった!ような日でした。

午前中の巻

まずは午前中、名古屋市立大学さくらんぼ保育所で行われた「モンスターをつくろう!!」へ。モンスターズは東日本大震災を機に活動を始めた3人のチームで、頭の中のモヤモヤを身近にある新聞紙やテープで被り物を作って、モンスターに変身してしまおう!というワークショップなどをおこなっているとのこと。

モンスターズの佐々木優子さん。もちろん被ってます!

モンスターズの佐々木優子さん。もちろん被ってます!

最近知り合った、さくらんぼ保育所の保育士さんに誘われて行ったのですが、これがとっても楽しい!気がついたら一心不乱に作成してましたよ自分、恥ずかしながら。「頭の中のモヤモヤを〜」って僕の頭の中が見事に出ているのがビックリ!僕の最初のイメージはロンドンの初期ハードコアパンクスで作っていたのですが、手を動かすってのは、自然に個性が出てしまい隠すことが出来ないんだなぁと実感しました。PUNK IS NOT DEAD!!!

パンクス仕様!

パンクス仕様!

ワークショップ後にモンスターズの佐々木優子さんと色々とお話したのですが、共通の友達がいたり、割と考え方が似ているところもあり、とっても楽しい時間でした。時間ってもっとないものか!と時間が経つのが早いことが悔やまれます。

子どもたちの発想は面白い!

子どもたちの発想は面白い!

午後の巻

そして昼は、アトリエ・フラワーチャイルドへ「冬のくらし〜森からのプレゼント〜」展へ。メルヘンハウスでも木のオモチャなどを扱っている田島燃さんと大澤昌史さんの木工作品展で、もちろん全てが手づくり。お二人とも在廊されていたので、ゆっくりと話を聞くことが出来ました。

木工は僕も大好きで、何もない自然のモノから造形される自由と、ただ自由だけを追求したのではなく、プロダクトとしての面をもつ机やイスの作成の工夫など、「う〜ん、う〜ん」とその説明に唸るばかり。なんだか終始質問攻めをしていたような時間でしたが、ひとつ言えるのは、「作品はその作者の人柄を表す!」。燃さんの作品はほとんど角が丸く滑らか。それは燃さん自体がそのような人だから。でも、どっしりと大きい。人として尊敬すべき点が多々あり、気持ちの良い時間でした。

お店に戻ると、ちょうどおはなし会が終わったところ。「ああ、終わっちゃった!」と、とても残念な気持ちになりました。こんなに残念に思うのは自分でもビックリですが、それだけ、おはなし会が自分のなかでライフワークになっているのだなぁと実感。少しずつ、子どもの本専門店のお兄さん(おじさん)になりつつある僕。

夜の巻

さあ夜です!「加藤くんからのメッセージ」を観に、隣駅は今池にある名古屋シネマテークへ。僕は東京で春頃に1度観ているので、2回目の鑑賞。この映画は、『とりかえちゃん』、『ぐるぐるぐるぽん』(共にぶんけい)などの作者である加藤志異くんのドキュメンタリー映画なのですが、これが本当に面白い!こんなに赤裸裸にプライベートをさらけ出して良いのだろうか?と観ているこっちが心配に思うほどのぶっちゃけっぷり。まだ観ていない方は是非!

映画鑑賞後は、志異くんたちと映画館近くのピカイチへ。相変わらず美味しく、接客も最高ななか、志異くんが突然「本読んでもいいですか?」と。円卓を囲んでのおはなし会、隣の円卓の方々も聞いてくれたようで、拍手もいただきました。

世界初?円卓おはなし会。

世界初?円卓おはなし会。

志異くんについては、この場でものすごく説明したり語ったりはしません。彼は作家です。彼の言いたいことは彼の本で知るべきだと思います。あまり作家のバックボーンを語ると、作品を作品で評価するのでなく、その人で評価することになってしまいがちです。そうなることは、とてもつまらないことだと僕は昔から思っているので、是非とも彼の書いた絵本を読んでみてください。

こうやってパワーをもらい、メルヘンハウスで大発散しているわけですが、12月19日(金)にうりんこ劇場で行われるお芝居のアフタートークにお呼ばれして、演出家の方と対談してきます。好き放題しゃべってこようと思ってます。そのときのことは、またいつかこの日記で書こうと思ってます。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

この記事が気に入ったら
是非 いいね! してください
メルヘンハウスの最新情報をお届けします
人気の記事

Sorry. No data so far.

こちらもいかがですか?
  • 名称未設定-1
    第140回「読書の秋は忙しい!」

    2歳4ヶ月の創作話が面白い! 11月に入りました。秋は「読書の秋」と言われていますが、お陰さまで大忙し!「大人の絵本遠足」は毎週入っていて、多い時には週3回も開催することもあります。また、講演会にお呼びいただくことも多く…

  • 07-0310_01
    第139回「好きなこと(本)を好きなだけ!」

    車、電車の絵本がスキ! 9月に入りました。8月は夏休みということもあり、たくさんの子どもたちがメルヘンハウスに遊びにきてくれました。子どもの本専門店として、やっぱり子どもたちが大勢いる店内は賑やかで良いですね。今月は「読…

  • 『ともだち』
谷川俊太郎/文・和田誠/絵
(玉川大学出版部)
    第138回「かけがえのないもの」

    今日という日 今日は終戦記念日です。もう72年になるようですが、この日になると亡くなった祖母のことを思い出します。祖母が話してくれたのは、戦時中の苦しい生活や辛い出来事。毎年同じ話でしたが、小学生ぐらいからずっと聞いてい…

  • おしいれ
    第137回「読書感想文について」

    名古屋は連日の猛暑で帰る頃にはクタクタになっています。といっても、店内は冷房が効いているので、暑さのせいだけではないような気もします。「大人になると色々あるなぁ」とヒシヒシと感じる今年で42歳の男。子どもたちは「子ども」…

  • 『とべバッタ』
田島征三/作
偕成社
    第136回「栄養素の未来」

    「若さ」に触れると言うのは一つの栄養素 梅雨入りしてから、なんだか心も体がスライムのような気分です。「シャキッ!」とガリガリ君のようなシャープさがあれば良いのですが、そうもいきません。また梅雨が終われば、暑い夏がやってき…

おすすめ情報

お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

イベントページでご確認ください。

サイト内検索