第25回「あけました!お目出度うございます!」

今年もよろしくお願いします!

あけましておめでとうございます!今年もメルヘンハウス共々、丈太郎日記をよろしくお願いします!

さてさて、お正月。ニュースではたくさんの人が旅行に行かれたりして、アクティブに活動されている方も多かったようですが、僕はというと基本的に年末年始は家にいました。しかし、寝正月ではないです。しっかり起きて、しっかり食べて、しっかり寝てと割と規則正しい生活をしておりました。

近所のお稲荷さんは控えめです。

近所のお稲荷さんは控えめです。

年々お正月のテンションが低くなっています。

僕の個人的な思いですが、お正月は年々特別感が薄れてきています。一番楽しかったピークは恐らく小学生の時です。要因は2つあり、ひとつはお年玉がもらえたこと。もうひとつは親戚が祖母の家に集まっていたこと。僕の父は5人兄弟なので、親戚の数も多く、お年玉もたくさんもらってウハウハでしたし(ほとんど貯金にいくのですが)、何よりも親戚でワイワイ騒ぐのがとっても楽しかったのです。

そんな楽しかったことも、祖母が15年ほど前にこの世を去り、親戚が集まることも年々少なくなり薄れてきました。あんなに楽しみでリアルに待ち遠しく、「も〜い〜くつ寝ると〜お〜しょ〜おがつ〜」なんて思っていたのに、今では「お正月番組はつまらないね〜」なんて文句を言いながらテレビを観てたりします。

「昔は〜」なんてノスタルジックな思いに縛られていても仕方ないのですが、お正月感が薄れてきたのは、街のせいでもあると思います。「街のせいって?」と思われるかもしれませんが、要するにお正月って、昔はみんな休んでいてお店とかもやっていなかったのが、今ではお正月も関係なく営業しているお店が増えたってことです。2日にデパートや様々なお店が集まる名古屋の繁華街の栄に行きましたが、ほとんどのお店が初売りしていました。それも福袋とかあって正月感もあるのですが、あまり普段と変わらない雰囲気で、なんだか人が多いだけで正直シラけてしまいました。

お正月は誰もが休みでお店もやっていない。とっても不便だけど、年末に家族総出で買い出しをしたり、お正月はおせち料理や雑煮を何日も食べ続けたり、やることがないのでカルタやすごろくをやったりして、その不便さ故の楽しみがあったはず。そんな、昭和のお正月風景ってとっても良かったなぁと思ったりします。

アナログ=古いではなくて・・・

時代も変われば考え方も行動も変わり、少子化が進み家族形態も変わる。正月ならでは!なんてのはもう古い考えかも知れません。でも、そんななかで、メルヘンハウスの昨年末の人気商品はカルタとすごろくだったのです。それはメルヘンハウス1年目の僕にとっては大きな驚きでした、「まだやる人がいるんだ!」って。

購入するのは大体がおじいちゃん、おばあちゃんがほとんどで、「孫が帰省するので一緒にやれるものを。」と仰って購入されていきました。娯楽の選択肢も増えているなかで、子どもからお年寄りまで年齢を気にすることなく一緒に楽しめるものはやっぱり、アナログなもののようです。ちょっと手間がかかったり、ものすごいエンターテインメント性があるわけでもなく、今のゲームに比べたら驚きも少ないかもしれませんが、大切なのは「一緒に遊ぶ、一緒に考える、一緒に工夫する」ってことなんだと思いました。

43年目に突入です!

43年目に突入です!

今年も「本(紙)」にこだわって

メルヘンハウスは今年も「子どもたちに良い本を」をキーワードに、絵本をはじめ児童書を子どもたちに届けていきます。あくまでもアナログな「本」を子どもたちに届け続けるのです。「本」の良さがスマホやタブレットなどデジタルでも届けられるのであれば、それはそれで良いとは思いますが、今のところ、僕はそう思わないので、アナログの「本」にこだわります。

アナログ万歳!昭和最高!というわけではありませんが、変えてはいけないものは何か?進化しなくてはいけないものは何か?その都度考えながら今年は行動していきたいと思うお正月なのでした。

おしまい

 

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お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

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