第26回「永遠に好きなものなのです」

かっぱえびせんのようなもの

まず最初にハッキリと申し上げます。私、三輪丈太郎は中日ドラゴンズが大好きです。そして、父の哲も僕に負けず劣らず中日ドラゴンズが大好きです。

この世に生まれて39年、物心ついたときには既にドラゴンズファンでした。いや、ドラゴンズファンにさせられていたと言った方が正しいですね。家に、3才ぐらい(こんな僕でもカワイイ〜時期)の時に撮った一枚の写真があります。パジャマを来てプラスティックのカラーバットを持った写真です。帽子は勿論ドラゴンズですが、パジャマもなんとドラゴンズのユニフォーム仕様でした。

応援時だけでなく、普段から愛用しています。

応援時だけでなく、普段から愛用しています。

熱狂も小学生には死活問題でした。

小学生の頃は、家では父に勉強を教えてもらっていました。夏などはナイター中継を観ながら、中継がないときはラジオを聞きながら、そんな状況でよく勉強出来たなぁと今になって思うのですが、それが僕の勉強のスタイルでした。ドラゴンズは今も大して強くはないですが、僕が小学生の頃はAクラスとBクラスを行ったり来たりして、目立ったスター選手もいるわけでもなく、ハッキリ言えば中途半端なチームでした。そんなチームなので、勝つことが珍しく負ける試合も多かったのです。この勝敗の行方を追いかけることが、僕が熱狂的なドラゴンズファンになることのはじまりでした。何故なら、ドラゴンズの勝敗によって勉強を教えてくれている父の態度が豹変するから。

勝っているときは、わからないところもとても親切に教えてくれるのですが、負けていると、「なんでわからないのだ!」と声を荒げ、「この前も教えただろ!」となります。しかも、負けてゲームセットになるとすぐテレビやラジオのスイッチを荒く切ります。そこからが地獄でした。反対に勝った試合は、ヒーローインタビューの最後まで堪能し、優雅に時間は流れていきました。

結果、僕は勉強を教えてもらっていても、勉強のことが頭に入ってくるのでなく、心の中で「頼むからドラゴンズ勝ってくれ!」と、ドラゴンズ愛が日々大きくなっていくだけで、学力がのびることは残念ながらありませんでした。

名古屋に帰ってきて良かった!

それから、30年ほど経ち名古屋に戻った去年、ナゴヤドームはもちろんのこと、2軍の試合を観戦しにナゴヤ球場に行ったりと、たっぷりとドラゴンズを堪能。後はこのドラゴンズ愛を分かち合える仲間が増えれば嬉しい!と思っていたら・・・。

メルヘンハウスの隣駅である今池にTOKUZOというステキなライブハウスがあり、僕も何度かライブを観に足を運んでいますが、去る1/6にこんな素晴らしいイベントがありました。

ドラゴンズファンの為の映像とトーク「Tokuzo’s DRAGONS Links」

いやぁ、最高でしたね!ドラゴンズファンで良かった!こんなに周りに気を遣うことなく100%ドラゴンズファンでいられる素の自分、そして、その内容を堪能することが出来ました。中身もとっても濃く、データに基づいての昨シーズンの振り返りと来シーズンの展望、そして、データではなくドラゴンズに懸ける情熱が延々に語られる素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

と、ここまで書いてみたものの、とっても偏った日記になってるなぁと反省しつつ、日記だから偏っても良いのだ!と開き直るところもあるのですが、少しだけ本の話を。

野球場へGO!

野球の魅力は、好きなチームがあって応援する醍醐味はもちろんですが、ナイター観戦などは野球にそれほど興味がなくても楽しめると思います。最近ではアミューズメントパーク並みに色々な仕掛けやイベントも開催されていたりと、中々楽しいのです。なので、野球に興味がそれほどなくても野球場には行ってほしい!

でも、何も知らずして野球場へGO!と言っても、ちょっと不安。そんな方々へおススメなのが、『野球場の一日』(講談社)。そのタイトル通り、野球場の表もウラ側もすべて細かく描かれています。これを読んだら野球に興味がなくとも行きたくなるのでは?ただ、ひとつ残念なのはドラゴンズの聖地ナゴヤドームが舞台でなく、他のチームのホームグランドが描かれていること。そのチームはどこでしょう?答えは読めばわかります。いや、野球好きな人以外はわからないかな?

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

野球場の一日 : いわた 慎二郎
いわた 慎二郎/ 作
講談社

細密な街の鳥瞰図に描かれた朝の風景から、球場の一日がはじまっていきます。球場内部のふだんは見られない選手食堂、選手用のお風呂など、子どもたちの知らない野球場が丁寧な取材のもとに描かれていきます。ボールの中はどうなっているの? グローブにはどんな種類があるの? など野球場で使われる道具や用具もイラストで見せていきます。楽しい売店の様子や球場内で働く車などをそこで働く人も紹介しながら、野球の楽しさ、仕事場の楽しさが伝わる作品です。

対象年齢 : 小学初級から
1,400円 + 税 購入する
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営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

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