第32回「子ども 演奏 子ども 帽子」

「子ども」のプロ

メルヘンハウスには色んなお客さんがきます。一番多いのはもちろん子どもです。その次にお父さん、お母さん、そして、おじいちゃん、おばあちゃんと続き、最近は若い女性がプレゼントを探しに来てくれることが多いような気がします。

しかし、お客さんの中にはプロもいるのです。何のプロかって?「子ども」のプロです。文庫などを運営しているプロ、そして、「子ども」のプロの最も王道なのは、やっぱり保育士さんや幼稚園の先生となるでしょう。

保育園でコンサート!

僕がメルヘンハウスに入る10何年も前からお客さんだった男性の保育士さん。共通の知人を通して去年知り合い、年末は勤務している保育園で行われたモンスターズのワークショップに参加させてもらったりと、仲良くさせてもらっているのですが、僕が音楽をやっていたことを知り、「子どもたちの前で演奏会をしましょう!」と誘われたので、行ってきました。

しっかりとした企画書!

しっかりとした企画書!

音楽隊の編成は、僕がベース、保育士さんがタイコ、保育士さんの友達がギターというスリーピース。当日、開演ちょっと前に集まってちょっとだけ練習していざ本番!僕はベース以外にも猿のウッキーという名誉ある役柄をいただきまして、猿のお面を頭につけての登場です。

こんにちは!ウッキーです!

こんにちは!ウッキーです!

子どもたちがみんな知ってるような「アイアイ」や「山の音楽家」などをゆ~っくり演奏。最初はちょっと緊張気味だった子どもたちも、みんな手にマラカスを持ってシャカシャカやり出すと少しずつヒートアップ!

♪ア~イアイ♪のコールに、♪ア~イアイ♪のレスポンス。いやぁ、これはその辺のライブハウスより全然盛り上がってる!最後はみんな総立ちでジャンプ!ジャンプ!

ハードコアさながらのオーディエンス!

ハードコアさながらのオーディエンス!

30分ぐらいのコンサートがあっという間に過ぎ去っていき、何だかもっとやりたくなってしまいました。後日、この3人でのメールのやり取りでは、みんなこの想いが共通しており、また何かの機会で再会し演奏することを誓ったのでした。

打ち合わせという名のカラフルな時間

午前中に白熱したコンサートをやり遂げ、午後は東京からお客さんがやってきました。名前はキナコちゃん。おそらく、今この日記を読んでいる人にはほとんど馴染みのない名前だと思いますが、2月の後半になると、その名前は一気に身近に感じるのではないかと。何故ならキナコちゃんは帽子作家さんで、2月後半にメルヘンハウス2Fギャラリーにて展示&受注会を行うのです!今回はその下見ということで、名古屋初上陸!(このことについては前々回の日記でも少し触れています。

今回、キナコちゃん名古屋初上陸を一緒にサポートするのは、2/28の関連イベントや今回の企画の中心人物の鶴くん。3人でクルマに乗り込みいざ出発!名古屋城とか行くわけ?と思いきや、パンとうさぎが大好きなキナコちゃん。パン屋さんを2軒ハシゴしてたくさんのパンをお買い上げ。名古屋到着後1時間も経たない間に、パンは10個ぐらいに。しかし、やっぱり名古屋。お昼は鶴くんおススメの岩正にて味噌煮込みうどんを。安くて美味しくて風情があって3人とも大満足!

と、こうやって書くと何だかグルメの旅のようですが、この後ちゃんとメルヘンハウスを下見したり、イベントをやるspazio-ritaで打ち合わせしたりしたのです。その途中、コメダ珈琲店の本店へ行って打ち合わせなのか?まどろみなのか?よくわからない時間を過ごしながら、最後はイエゴリコで愉快に過ごし、キナコちゃん帰京。あっち行ったり、こっち行ったりと名古屋のあらゆるスポットへ出かけ(かなり偏ってはいるが・・・)、話したいことを話し、展示会&受注会、イベントの準備万端!と言いたいところですが、まだまだ油断はできません。お楽しみに!

楽しいこともあれば辛いこともある。意思が通じることもあれば通じないこともある。正しいと思っていることが間違っていることもある。色んな想いが交差するこの週末。だけども思い出してみると、あらゆるところで面白い人たちに会って話して笑ってと、なんだか幸せな人生を送っているのだなぁと思うのでした。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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