第37回「おはなしひろば」

元気ハツラツ!

最近、とても忙しくしています。それは仕事でもプライベートでも、どちらも忙しい!でも、忙しいぶんだけの充実感があるので、ハツラツと生きさせてもらってます。

昨年の4月に名古屋に戻り、地元ながらもアウェー感を勝手に感じ(23年ぶりの地元なので)、夏辺りまではくすぶっていたのですが、秋ぐらいから運気?が上がり、友達と呼べるような人たちも出来て、一緒に楽しいイベントやっちゃおう!ってなったり、今とても楽しいのです。

そうそう、そして新しいことも沢山やりはじめているのです。前にも日記で触れましたが、Instagramをはじめたり、帽子の展示会を今週末からしたり、『ぐるぐるぐるぽん』(ぶんけい)のイベントを企画したり、もっともっと、まだまだ言えないけど決定しているイベントや、頭の中で妄想段階のものを含めると、ものすごいボリュームで今年中にできない!なんてなってしまいます。

 

「おはなしひろば」とはなんぞや?

そんななかで、メルヘンハウスとして新しい試みが先週半ばからシレッとはじまりました。それは、「おはなしひろば」というイベントです。平日の11時からなんと!毎日やるのです。

メルヘンハウスでは、土日の15時よりおはなし会をおこなっています。おかげさまで最近では、おはなし会目当てに来てくれるお客さんも多く、14時半ぐらいになると、店内がとても賑やかになります。そして、おはなし会が終わっても17時前ぐらいまではワイワイ楽しい時間が流れています。僕がメルヘンハウスに入った昨年の4月頃は、日曜日のおはなし会は11時からだったので、日によっては子どもが一人もいなくておはなし会ができなかったこともありました。その時に比べると今のお話し会の状況はとても幸せな光景です。

しかし、その反面、「土日は参加できない」とか「午前中なら参加できるのに・・・」というお客さんがいたのも事実です。そんなことをメルヘンハウスの店長と話していたときに、「毎日おはなし会をするのはどうだろうか?」となりました。即座にそれは良い案だ!やってみよう!となったものの、ただ単におはなし会をやるのは面白くない。もっとお客さんとのコミュニケーションが取れるような会にしよう!となり、「おはなしひろば」となりました。

今日の「おはなしひろば」は、3組の親子が来てくれました(居合わせた方もいます)。子どもたちはみんな1歳の女の子でした。まずは、「何冊か読んでみましょう!」と1歳の子どもたちが喜びそうな本を読みます。ここまでは土日のおはなし会と一緒です。しかし、「おはなしひろば」はここからが違います。

「最近、どんな本を読みましたか?」
「最近、何に興味がありますか?」
「お気に入りの本はありますか?」

などなど、お客さんに色々と聞いて、そしてその状況に見合った本を選び、再度読み聞かせをします。今日参加してくれたお客さんのひとりがこんなことを言ってました。

「私が好きな本ばかり選ぶと趣味で偏った本ばかりになる。もっとまんべんなく選んだ方が良いのか?」

とてもリアルな声だと思います。僕は、まずは読んであげる方が好きで楽しく読んであげられる本が良いと思うこと、本に親しみが出来れば子どもが自分で選べるようになったときに、親の趣味とは別に自分の意思で選ぶようになると思うこと、などを話したりしました。

循環して巡って巡ってく

僕は絵本評論家ではなく、子どもの本専門店の店員なので、僕がメルヘンハウスで見てきた風景や、自分の体験でしかお話することはできませんが、少しでも役に立てたらと思います。メルヘンハウスで読み聞かせについて記事を書いたのもそのひとつ。お店に来るお客さんと接して学び、それをお客さんに還元しているのです。

そうやって、循環して子どもたちに良い本が広がっていくのが理想です。

「この本読んだら間違いなし!」という一方通行ではなく、実際に経験を積んでお客さんとともに成長をしていきたいと思います。なので、「おはなしひろば」はメルヘンハウスの店員にとってもとても重要な場。お客さんと同じ目線で一緒にその場を作り楽しんでいきたいと思ってます。

メルヘンハウスは、本を通した良いコミュニケーションが取れる場所でありたいと思うのです。今もお客さんとの距離は近い方だとは思いますが、もっともっと親しみのある場所を目指したいと思います。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

 

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