第42回「梅は咲いたか 桜はまだかいな」

こんな僕もヤングチームになる場所

だいぶ暖かい日が多くなり、花粉症の人はシーズン到来!という感じでしょうか。僕はプチ花粉症なので、まだまだ大丈夫ですが、花粉MAX時には人並みにクシャミや目を擦ったりします。

この前の休日は、名古屋の農業センターにいってきました。僕ははじめて行く場所だったのですが、梅が咲き始めているとのことで駐車場は大混雑、徒歩の人たちもゾロゾロと列をなしてました。

大混雑の駐車場からいざ中へ!いやぁ、年齢層がかなり高い!今年40歳になる僕はかなりのヤングチームです。野菜や果物の直売コーナーがあり賑わってはいるのですが、それ以上に盛り上がりを見せていたのは盆栽コーナー。小さな手のひらサイズから、「これどこに置くのよ?」と思うぐらいのビッグサイズまで、自分の知らない世界の扉をちょっと開いて覗き見した程度ですが、奥深さだけは感じました。

キレイだと思います。

キレイだと思います。

梅も8分咲き?でしょうか。それなりにキレイでした。と書くとあまりキレイじゃなかったように伝わってしまいますが、花や植物に疎い僕としてはキレイのレベル感が全くわからず、どうやって表現したら良いのやらなのです。しかし、年を重ねるごとに少しずつ植物や季節なんてのもいいものだなぁなんて思ったりすることが多くなってきているので、このまま行けば近い将来は自ら盆栽を出品しているかもしれません。

興味を持つことによって広がってくる新しい世界。そこをもっともっと掘り下げるように調べたりしていくのだと思いますが、メルヘンハウスでは今まさに「春を楽しもう!」というコーナーを展開しているので、この勢いでこのコーナーを楽しめるような気がしているのです。

農業センターには、小さな動物コーナーもあり、子牛を触ったり、乳搾りの疑似体験をしたり、ヒヨコが孵化するところを観察するところがあったり、とても良いところなのです。しかし、農業センターというだけあって、そのほとんどが「カワイイ」でなく、「食」をメインにしているので、ブタの説明などには「良質なベーコンになる」なんて平気で書いてあるのも、なんだか複雑な気分にさせてくれるのです。

カテゴライズが窮屈にしているのでは?

今週は連休をもらったので、ゆっくりの休日。前にも紹介しまたが、近所のCafe&Bar drawingで最近名物化しているカフェラテアートを楽しみ、明日(3/7)もイベントでお世話になる、名古屋シネマテークにてフィンランドの知的障がい者によるパンクバンドの音楽ドキュメンタリー「パンク・シンドローム」観ました。

セーラーとペッカシリーズをラテアートにする店ってステキだぜ!

セーラーとペッカシリーズをラテアートにする店ってステキだぜ!

僕はパンクロックが好きなので、単純にパンクバンドのドキュメンタリー映画として楽しめました。今まで、あらゆるバンドのドキュメンタリー映画を観てきましたが、そのひとつでしかありません。「知的障がい者のパンクバンドだから」と言うのがクローズアップされがちですが、決してそのような目線で楽しむ映画ではないと思いました。

「障がい」という言葉は、世の中でとてもデリケートに扱われており、もちろん僕もデリケートに扱っているつもりの1人ですが(どのような行為、発言が差別になるのか?まだまだ自分自身でも明確な答えが出ていません)、ちょっと過敏になり過ぎていないかな?と思うところがあったりします。過敏になり過ぎて言いたい事も言えないようになっていないかな?と思ったりもします。そんな不自由な環境でみんなで仲良くやっていける世の中って本当にあり得るのだろうか?とも思います。

田島征三さんはアールブリュットについての講演会で、「障がい者が絵を描いたり、音楽をやれば全て素晴らしい!という風潮はおかしい。障がい者の表現したもののなかにも駄作もたくさんあるのだから。むしろ、障がいがあるのにエラい!ステキ!素晴らしい!なんて評価する方が差別である。」と言っていましたが、僕はその言葉がとてもしっくりくるのです。

いやぁ好きな映画です!

いやぁ好きな映画です!

来月への勢いが増す!

4月のはじめに、障がいを持つ人々の為のアトリエ、「アトリエ・ブルート」さんが主催の展覧会をメルヘンハウス2Fギャラリーにて行います(昨年、アトリエにお伺いした際に、感動し同感し、是非ともやりましょう!となり、今回の開催にいたりました)。その開催を前にこの映画を観る事が出来たのはとても良かったなぁと思います。今からとても楽しみです。

やっぱり、色んなとこに出かけ、色んなモノを見て、色んな人と交わり、色んなことを吸収し、色んなことを考えるってのが大切なんだなぁと。家でじーっしていたり、ネットサーフィンしたり、恥ずかしがってモジモジしている場合じゃない!ってことだけは明確な今日この頃なのです。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴38年、メルヘンハウス歴0.5年のかなり遅れてきたルーキー。

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お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

イベントページでご確認ください。

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