「子ども」というキーワードがたくさんの日

子どもに向けて発信すること

「ノラネコぐんだん」シリーズ(白泉社)、「ピヨピヨ」シリーズ(佼成出版社)、「ペンギンきょうだい」シリーズ(ブロンズ新社)など、数多くの人気絵本を手がける作家、工藤ノリコさん。子どもだけでなく、大人の女性からも支持の多い作家さんですが、原画展「ザ・ベスト・オブ・工藤ノリコ!」を記念して来店イベントをしていただきました。

子どもとのお絵かき会、大人へのスライドショー、いずれも優しく緩い空気が漂う、とっても居心地の良い時間でした。

お絵かき会「みんなで、はじめてのキャンプ!」

まずは、工藤ノリコさんのパートナーで映像作家の工藤利幸さんが作成した短編ムービーを見ることからスタート!通常、作家さんのイベントではムービーを子どもたちと見ることはあまりないため、子どもたちも何が始まるのか?ソワソワ、ワクワクしているのが伝わってきます。ムービーに続き、メルヘンハウスのスタッフによる『ピヨピヨ はじめてのキャンプ』(佼成出版社)の読み聞かせも終わり、さあ!お絵かき会の、はじまり、はじまり〜!

今回のお絵かき会は、まずは大きな紙に工藤さんがキャンプファイヤーを描いてくれて、子どもたちでキャンプファイヤーを楽しむ人や動物やモノを好きなように描いてもらおう!というお絵かき会です。image6

あれ?子どもたちがなかなか描き始めません。そこで、工藤さんは自ら先頭に立って、ピヨピヨを描き始めました。そうすると、子どもたちも紙にクレヨンやえんぴつでいよいよ描き始めます。しかし、まだまだ乗り切れていない子どもたち。それを見た工藤さんの担当編集者が、BGMを流し出しました。それも80’sフレーバー漂う怪しげなディスコサウンドを!メルヘンハウスの42年の歴史のなかでも、ディスコサウンドがかかったのは初だと思います。

一緒にお絵かき!

一緒にお絵かき!

「こんなBGMで大丈夫だろうか?」と、少々不安に感じて子どもたちの様子を見ていると・・・なんと!ディスコサウンドのビートに乗って、子どもたちがもの凄い勢いで描く描く!子どもたちが描いたものを、工藤さんのキャンプファイヤーにどんどん貼っていき、キャンプファイヤーも満員御礼!となったところで、お絵かき会終了!

みんなで記念写真をパチリ!最初は緊張気味の子どもたちの顔も、笑顔で溢れてました。

スライドトークショー「『ジャングルの王さま』ができるまで」

お絵かき会の熱気がまだ残るなか、スライドトークショー「『ジャングルの王さま』ができるまで」がスタート。工藤さんの昨年発表された最新刊『ジャングルの王さま』(偕成社)がどのような経緯で作られたのか?工藤さんのファンにとっては、とても興味深い内容です。実際に、マレーシアのボルネオ島へ取材旅行に行った際の出来事を、同行した担当編集者と対談形式で大いに語ってくれました。

スライドに映し出される、大自然のジャングルの様子を見たり、実際のジャングルの音を聞いたりしながらのトーク。実際にジャングルで起こっている森林伐採の問題など、実は私たち日本人と大いに関係していることなど真面目な話から、旅ならではの珍道中の話など、とてもバラエティに富んだ内容でした。

そして、最後の質問コーナーでのこと。「絵本を通して何を伝えたいか?」という質問に工藤さんは、「子どもが見て楽しい絵本を作りたい。」、「絵本を通したメッセージを子どもたちにそっと知らせたい。」、「大人は何かあっても発散する術を持っているが、子どもはなかなか発散できない。子どもがスカッとするような娯楽でありたい。」など、「子ども」のことを考えて絵本を描かれていることが根本にあることを語ってくれました。

そして、最後に「これから描きたい絵本は?」という質問に、「サラッとした、お絵かきのような絵本」と仰ってました。いつの日か、そのような絵本が発表されることを心待ちにしながら、イベントは和やかな雰囲気で幕を閉じたのでした。

工藤ノリコ原画展「ザ・ベスト・オブ・工藤ノリコ!」は、2015年6月30日(火)まで開催中です。
※当日の様子は工藤ノリコさん、工藤利幸さんのオフィシャルサイト“buch”『ブーフ』でもご紹介いただいています。

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営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

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