七夕の絵本。おすすめ10冊

七夕の絵本

7月7日、七夕の日。織姫と彦星が1年に1回会えるとてもロマンチックな日ですが、子どもたちにとっては「こどもの日」や「クリスマス」と同じぐらい楽しみにしている行事です。あなたも、短冊に願いごとを書いた経験ありますよね?

そんな七夕に関する絵本には、定番の織姫や彦星の物語だけではなく、七夕をテーマにした新しい物語も実はたくさんあるんです。今回はそんな七夕の絵本の中からオススメを10冊ご紹介します。

1. 小さな絵本の小さな七夕。
『たなばたこびとのおはなし』(2歳~)

たなばたこびと

『たなばたこびとのおはなし』(童心社)

小さい子向けの七夕の創作絵本です。
7月7日が来ると、たなばたこびとは丘の上に笹を立てます。しばらくすると、猿、リス、イノシシ、蛇などの動物が願い事を書いた短冊を持ってやってきます。みんなの願いが叶うようにたなばた小人は、笹を持って天の川へ向かいますが、強い風が吹いて天の川へ行けません。そこへやってきたのは・・・。
絵本のサイズも小さく、シンプルな絵と言葉で構成された七夕をモチーフとしたお話なので、2歳ぐらいの子どもから楽しめる絵本です。

2. 予想外の展開が面白い。
『たなばたプールびらき』(3歳~)

たなばたプール

『たなばたプールびらき』(童心社)

 

普通の七夕に満足いかない子どもたちにおススメのちょっと変わった七夕絵本です。
織姫と彦星は天の川で年に一度のデート中、二人で望遠鏡を覗きスターウォッチングを楽しんでいます。二人が望遠鏡の先に見つけたものは、子どもたちが作った七夕飾り。よく見ると短冊の1つに「あまのがわでおよいでみたい」と書いてあるのを見つけ、願いを叶えてあげることに・・・。
先の展開は、奇想天外!理屈抜きの自由な発想で七夕を楽しむのがこの絵本のオススメの読み方です。是非、一度は絵本を開いてみてください。

3. 生き物たくさん!
『しのだけむらのやぶがっこう』(3歳~)

しのだけむら

『しのだけむらのやぶがっこう』(福音館書店)

 

虫など小さな生きものに興味を持ち出した子どもに手に取って欲しい絵本です。
竹やぶの中にある「しのだけむら」に蛾と蚊の学校「やぶがっこう」があります。蚊のプンタくんは羽を早く動かせないので「プゥーン」と音が出ません。蛾のパタコさんは怖くて飛べません。お互い七夕の願いごとは音が出るように、飛べるようにと書きました。そして、飾りつけをしていた時のこと、パタコさんがバランスを崩して3階から落ちてしまい、それを見ていたプンタくんは・・・。
小さな生き物が暮らしている様子が微笑ましい物語です。また、細かく丁寧に描かれていて、見ているだけで顔が緩んでしまいます。読み終わるとなんだか優しい気持ちになれる、そんな絵本です。

4. 七夕に繰り広げられる楽しい珍道中。
『10ぴきのかえるのたなばたまつり』(3歳~)

10ぴき

『10ぴきのかえるのたなばたまつり』(PHP研究所)

 

 10匹のカエルたちがワイワイと楽しい珍道中を繰り広げる七夕の絵本です。
七夕ってなに?という疑問から物語は始まります。七夕に必要なのは笹であることを知り、「さらさら さらさら」という笹の音を頼りに探しに出かけますが、風で揺れる木の葉の音だったり、川の音だったり、なかなか笹に辿り着くことが出来ません。そんな中、川でお弁当を食べて、ひと泳ぎしていたその時!・・・川から現れたのは大きなザリガニたち!果たしてかえるたちは無事に笹を手にいれることはできるのでしょうか?
ドキドキハラハラする場面もありながら、絵本全体は非常に楽しく明るい雰囲気が充満しています。しっかり分かり易い起承転結のあるお話なので、物語に興味を持ち出した子どもに読んであげたい1冊です。

5. 子どもが大好きなバスが大活躍!
『たなばたバス』(3歳~)

たなばたバス

『たなばたバス』(すずき出版)

 

子どもたちが大好きな乗り物(バス)が主人公の絵本です。彦星と織り姫が七夕に無事出会えるように、バスとねずみたちは雨雲を吹き飛ばす為に、天に向かって出発しますが、なかなか雨雲は消えません。そこでねずみはバスの鼻を七夕飾りでくすぐると、バスが大きなクシャミを「ぶはっくしょん!」
七夕の絵本はたくさんありますが、バスが主人公になっている絵本は、おそらくこの『たなばたバス』だけだと思います。お話の最後には子どもたちが大好きな夏の風物詩も登場。難しいことを考えずに、気軽にお話を楽しむことができる絵本としてオススメです。

6. お婆ちゃんのお願いを叶えてあげる。
『ひ・み・つ』(4歳~)

ひみつ

『ひ・み・つ』(童心社)

 

七夕というと、自分のお願い事をすることが多いかと思いますが、この絵本はお婆ちゃんの願い事を叶える為に奮闘する子どものお話です。
お婆ちゃんの願い事とは、天国にいるお爺ちゃんと40年ぶりにダンスをすること。その願いを叶えるために、魔法使いになろうとしたり、あの手この手でなんとかしようとしますが、最終的に織り姫と彦星にお願いすることに。果たしてお婆ちゃんの願い事は叶うのでしょうか。
七夕というテーマでちょっとした子どもの冒険物語。「お婆ちゃんのために」という子どもの健気で一生懸命な姿が胸を打つ感動の絵本です。お婆ちゃん子には是非手にとって欲しいと思います。

7. カラフルな絵がウキウキさせる!
『たなばた ウキウキ ねがいごとの日』(4歳~)

たなばたウキウキ

『たなばた ウキウキ ねがいごとの日』(文溪堂)

 

七夕の絵本の中でも、特にカラフルな絵本です。
同年代の友達が欲しいという願いを持つたぬきの男の子。七夕にそのお願いをと短冊に書いて笹の葉につるしますが、風で飛ばされてしまいます。飛ばされた先は、これまた同じ願いを持つきつねの女の子。そこで、きつねの女の子はたぬきに化けて会いにいくことにしました。
七夕は、ちょっと渋い絵やお話が多くて、何だか古臭いなぁなんて思っている方。そのイメージが払拭されるカラフルでポップな絵本です。また、「たなばたとお星さま」と題した解説が入ったり、巻末には七夕の伝説や由来、折り紙で作る飾りつけや料理の作り方まで書いてあるので、何かと使える1冊になるはずです。

8. 星に注目の1冊。
『かこさとし・ほしのえほん2 なつのほし』(小学中級~)

なつのほし

『かこさとし・ほしのえほん2 なつのほし』(偕成社)

七夕の絵本となると物語を思い浮かべがちですが、そもそも天の川って星で出来ていますよね。この絵本は夏の星のついてイラストと写真を中心に、分かりやすく説明しています。
天の川のことや、七夕の行事のこと等、子どもたちに分かり易い表現で説明されています。しかも、そのバランスが絶妙で、簡単過ぎず難しすぎず、全体を通して読み応えがあるため、絵本と図鑑・辞典の中間ぐらいの印象です。
七夕の行事からちょっと卒業し始めるぐらいの、小学校中学年ぐらいの子どもたちからおススメです。

9. 定番の織姫と彦星の絵本

ここまで、七夕をテーマにした新しい絵本を中心に紹介してきました。でも、やっぱり主役である織姫と彦星無しには七夕は語れませんよね。
中国の伝説である七夕は、機織りをしていた織り姫と牛飼いの彦星が出会い恋に落ち、お互い仕事そっちのけになってしまったことから、7月7日しか会うことが許されなくなったお話です。最後に、定番の七夕の絵本も2冊ご紹介しておきます。

9-1. 『たなばたものがたり』(教育画劇)

たなばたものがたり

中国の七夕の伝説が忠実に描かれている絵本。人物や背景からも中国らしさが伝わってきます。デフォルメされていない、一番オーソドックスな七夕の絵本で、この先何十年経っても楽しめること間違いなしです。やっぱり定番の絵本は持っておきたい、読んであげたいという方におススメです。

9-2. 『たなばたさま』(金の星社)

たなばたさま

いもとようこさんの独特の優しいタッチで描かれた七夕の絵本です。子どもたちにとって分かり易く描かれており、非常に読みやすく、物語の世界に入りやすいのが特徴です。その分、お話の登場人物や背景はオリジナルとは若干異なりますが、お話の筋は定番の七夕なのでご安心ください。

まとめ

1年に1度しかない七夕ですが、こんなにもたくさん絵本があります。
もちろんオリジナルの七夕のお話も素敵ですが、七夕をテーマとした新しい絵本にも、素晴らしい物語がたくさん存在します。今年の七夕には、新しい七夕の世界を楽しんでみては如何でしょう?

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