【読み聞かせ】低学年におすすめの絵本10冊

読み聞かせ低学年photo by MIKI Yoshihito

自分の子どもへの読み聞かせはもちろん、小学校のボランティアや町内の子ども会など、
意外と機会があるのが、低学年の子どもへの読み聞かせです。

でも、いざ読み聞かせをしようと思った時に困るのが、絵本選びですよね。
一体どんな絵本が読み聞かせにおすすめなのか、絵本選びで困ったという経験をした方も多いのではないでしょうか?

今回は低学年向けの読み聞かせにおすすめの絵本を10冊ご紹介します。

また、絵本の読み聞かせをする時には、絵本の読み聞かせの本当の効果とコツの記事もおすすめです。
是非読んでみてください。

1.『新世界へ』(偕成社)

新世界

鳥類の一種、カオジロガンの越冬の旅の絵本です。
作者のあべ弘士さんは、話題の動物園である北海道の旭山動物園で、飼育係として25年間勤めていた方です。その為、動物の描写が物凄く細かく、そして大胆に描かれていて、多くの人を魅了しています。この絵本では、越冬のため山を越え、海を渡り、荒波を受けながらも、昼夜問わず飛び続けるカオジロガンが、ダイナミックに描かれています。目的に向かって辛抱することや継続すること、希望を持つこと、そして勇気などを低学年の子どもたちに伝えることが出来ます。

2.『へんしんトンネル』(金の星社)

へんしん

言葉遊びの楽しい絵本です。
「こらっ、こらっ、こらっ、こらっ、こらっ・・・」のように、言葉を繰り返えして言い続けると、言葉の始まりが分からなくなったりしますよね。最初は、絵本の意味が理解できない低学年の子どもも、ページが進むにつれて、自ら言葉遊びに参加してきます。たくさんの低学年の子どもたちに読み聞かせをしてあげる時には、まるで呪文を唱えるかのようにで大合唱になることも!子どもの数が多い時に、読み聞かせを一緒に楽しめる絵本です。

3.『ろくべえまってろよ』(文研出版)

ろくべえ

穴に落ちた犬を助けるために、子どもたちがあらゆる知恵を絞り奮闘する絵本です。
深い穴に落ちてしまった犬のろくべえ。子どもたちはどうやったら、助けることができるか色々と頭を捻り考えます。お母さんたちはあてにならず、近所のおじさんもしんらんぷり。果たして子どもたちだけでろくべえを救出することは出来るのでしょうか?
主人公の子どもたちは小学1年生なので、低学年の特に小学1年生への読み聞かせにおすすめです。自分のことのように、このお話にハラハラしドキドキすることでしょう。あの手、この手で皆で知恵を出し合って何とかしようという姿に、優しさだったり、諦めないことだったりを学んでくれるはずです。

4.『みんな みんな ぼくのともだち』(偕成社)

みんなみんな

「人はみんな一緒だよ」と言うことを教えてくれる絵本です。
この絵本は滋賀県の止揚学園という障害児福祉施設が舞台となっている実話です。小学校3年生の義人くんの家は、障害児福祉施設。ある日のこと算数で5点しか取れなかった義人くんは、周りの同級生に「アホの子と一緒にいるからだ」、「アホと遊ぶとアホになるから遊ばない」と言われます。しかし、義人くんは施設の子どもたちの純真な心を大切にし、「どんな子どもでもおなじ人間、うつくしい心をもった人間、そして僕の友達」と言います。何が普通で何が異常なのか?健常者と障がい者の違いって?人として大切なこととは?ストレートで強烈なメッセージが散りばめられたこの絵本は、低学年の子どもに必ず読み聞かせして欲しい絵本の1つです。

5.『スーホの白い馬』(福音館書店)

スーホの白い馬

友情や命の尊さを教えてくれる、モンゴルの民族楽器である馬頭琴(ばとうきん)の誕生にまつわる絵本です。
馬頭琴の一番上には名前の通り馬の頭があしらってありますが、その由来を知ることが出来ます。貧しい羊飼いのスーホは、ある日真っ白な子馬を拾います。スーホと白い馬は友情を育み、互いに成長をしていきます。そんなある日のこと、町の競馬大会に出場することになり、見事優勝を果たすのですが・・・。
少し長い絵本なので、最初は「読み聞かせの間に、子どもが興味を失わないだろうか?」と不安になるかもしれません。でも安心ししてください。低学年の子どもたちでも、絵本の世界にどんどん吸い込まれていきます。じっっくりと静かに、そして丁寧に読み聞かせして欲しい絵本です。

6.『オオカミのごちそう』(偕成社)

オオカミノ

滑稽なオオカミを面白可笑しく描いた絵本です。
オオカミが子ブタを見つけて食べようと追いかけますが、あと一歩というところで、すってんころりんと転んで逃がしてしまいます。子ブタのことがどうしても忘れられないオオカミは、他の動物たちに出くわしても興味を持つことができません。時間が経てば経つほど子ブタへの思いが強くなり、遂に子ブタを見つけ食べようとした時・・・。
思いを募らせるとその気持ちがどんどん強くなり、実際より良く思えたりするものですよね。そんな感情がうまく表現されている絵本です。鮮やかな色彩でダイナミックに描かれた絵はインパクト大!もちろんお話の面白さも抜群なので、低学年の子どもたち皆で元気に楽しめます。

7.『すばらしい みんな』(岩崎書店)

すばらしいみんな

誰もが一度は耳にしたことのある世界的に有名な歌の絵本です。
ルイ・アームストロングの歌う「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」は、CMに起用されていたり、有名歌手がカバーしていたりするので、あなたも耳にしたことがあるはずです。でも、歌詞の内容まで気にしている方は意外と少ないのでは?歌われている内容がとても素晴らしいので、小学校低学年の子どもたちに是非知って貰いたい内容です。
繰り返される「みんなのもの」。それは私たちの生活する地球上の全てに言えることです。カラフルな絵の中で、言葉数少なくシンプルに散りばめられた言葉が素晴らしいです。ゆっくりと子どもたちに読み聞かせしてください。読み聞かせの前後に、「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」の歌を聴かせてあげるのもおすすめです。

8.『ねえ、どれが いい?』(評論社)

ねえ、

子どもたち参加型の絵本です。
絵本のタイトル通り、いろんな状況で「ねえ、どれが いい?」とその都度お伺いを立てるのですが、その全てがどれも良いことばかりではないのです。どれも選びたくない選択肢ばかり。子どもたちは、どんな反応をすることでしょう?
低学年の子どもに読み聞かせをしてあげる時には、子どもにもどれが良いか選んで貰ったり、選んだ理由を聞いてみたりすることで、絵本に参加して貰いながら読み聞かせすることが出来ます。子どもとコミュニケーションをとりながら読み進められるので、読み手も子どもたちの反応が楽しめる絵本です。きっと、予想外の子どもの反応に驚くことでしょう。

9.『ねこのピート』(ひさかたチャイルド)

ねこのピート

皆で歌って楽しめる絵本です。
白い靴が大好きなねこのピート。イチゴの山に登ったり、ブルーベリー山に登ったり、どろんこに入ったりして白い靴の色がどんどん変わっていきます。でも、ねこのピートは悲しむどころか、靴の色が変わるたびに「かなりさいこう!」と歌を歌います。その場の状況を前向きに捉えるピートの姿に子どもたちは喜び、共感するはずです。巻末には楽譜も付いており、動画共有サイトYouTubeでも『ねこのピート』の読み聞かせの動画がたくさんアップされているので、参考にしてみてください。読み聞かせ初心者に優しい絵本です。

10.『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)

おじいちゃん

 

自分のルーツを楽しく探ることが出来る絵本です。
読み聞かせの鉄板といっても良い、大人気絵本作家の長谷川義史さんの絵本デビュー作です。おじいちゃんのお父さんはどんなひと?なんていう低学年の子どもの素朴な疑問に答えていくと、「ひいおじいいちゃんの、ひいひいおじいいちゃんの、ひいひいひいひいおじいいちゃんの・・・」とエンドレスに。子どもたちは大爆笑間違いなしです!
しかも、この絵本は笑って楽しむだけでなく、最後にはしっかりとしたメッセージが込められています。自分のルーツを辿ることは、これからの未来を生きる子どもたちにとって、とても大切なことです。必ず一度は読み聞かせして欲しい絵本です。

まとめ

低学年の子ども向けの絵本を10冊ご紹介しました。

どんな絵本を選べば良いかという判断は、何度か読み聞かせをして、子どもの反応を知ることで自然と身についてきます。
つまり、読み聞かせを始めることが何よりも大事です。この記事で紹介した絵本を参考に、あなたも是非読み聞かせに挑戦してみてください。

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