泣ける絵本。大人も感動する絵本10冊

泣ける絵本
あなたは、どんな時に感動したり、泣いたりしますか?

映画で思わず泣いてしまったという人は多いかもしれませんが、絵本でも泣ける内容の感動的なストーリーがたくさんあります。

この記事では、子どもだけでなく、大人も読んで楽しめる「泣ける絵本」を10冊ご紹介します。

1.今日(福音館書店)

TODAY

育児を頑張っている全てのお母さんに贈りたい、ひとつの詩が題材となった絵本です。実はこの表紙の赤いところはカバーで、それを外すと詩の全編が英語にて書かれています。お皿を洗わない、片付けをしない、掃除もしない。人に見られたなんて言われるか?一日何をやっていたのだろう?あかちゃんが眠るまでおっぱいをやり、泣き止むまで抱っこして・・・「でもこう考えれば、いいんじゃない?」。

2.オオカミくんはピアニスト(文化出版局)

オオカミくんはピアニスト

オオカミのピアニストのお話の絵本です。ひとりぼっちのオオカミのピアニストは、手紙で依頼がくるとピアノを持って演奏に出かけます。その依頼はカモメだったりリスだったり、演奏はとても好評ですが、帰るとまたひとりぼっち。時々泣きそうな気分になるときは、カモメやリスの夢を見ます。ある日、遠いところから演奏依頼の手紙が届き、オオカミは喜んで演奏にいきますが、依頼したのは羊たち。演奏は大好評でしたが・・・。自分の意図とは違うことが起こったり、大勢の中で演奏することで浮かび上がる「ひとりぼっち」ということ。どこか切なさが全体に漂う絵本です。

3.ともだちや(偕成社)

ともだちや

ともだちって何だろう?と考えるきっかけになる絵本です。「ともだちや」をはじめたキツネ。1時間100円、2時間200円と、もちろん有料です。どうにかこうにか商売をしますが、ある時オオカミに出会い、色々と付き合いお代をいただこうとした時、オオカミがひどく怒りだしました。当たり前のことなのに、何故かじーんときてしまい、しばらく連絡をとっていなかったともだち、ケンカ別れしたままのともだちなどの顔を浮かべてしまいます。

4.アマンディーナ(光村教育図書)

アマンディーナ

自分の決めたことを、どんな状況でも懸命に続ける大切さを教えてくれる絵本です。犬のアマンディーナは、いつもひとりぼっりですが、お芝居ができて、歌も歌えて、難しい曲芸だってできます。ある日、古い街の劇場を借りて公演をしようと、張り紙を貼ったり、練習をしたりして本番を迎えますが劇場には誰もいません。しかし、とにかく決めた通り全部やろうと懸命にやっていると、次から次へと集まってきてきました。一生懸命やるアマンディーナの姿とそのエピローグにとても胸が打たれます。ページをめくるたびに楽しげな音楽が聴こえてきそうで、最後は自然にアマンディーナに拍手を贈りたくなる絵本です。

5.いぬはてんごくで・・・(偕成社)

いぬはてんごくで・・・

犬が天国に行ったあとの生活が描かれている絵本です。犬の天国での生活はとても穏やかでずっと神様に見守られています。おおきな湖があり、子どもの天使もたくさんいる。どの犬も天国ではとってもおりこうで、天使は時々犬を地球に連れて行き誰にも見られずに懐かしい匂いを嗅いだりして、何も変わりないと天使と一緒に天国に帰ります。淡々と描かれている犬の天国での生活を見ていると、ペットに限らず、今は亡き人を思い出したりしそうです。「今頃なにやっているんだろう?」と、思わず天を仰ぎたくなるような絵本です。

6.てんごくのおとうちゃん(講談社)

てんごくのおとうちゃん

天国にいったお父さんを想う子どもの絵本です。お父さんとの数少ない思い出、キャッチボールしたこと、怒られたこと、ホットドックを買ってくれたこと、色々と思い出します。この絵本は、「かわいそうに」と言われるたびに、お父さんの方がかわいそうだと思う、とてもお父さん思いの少年が主人公です。悲しさ、寂しさのなかでも、前向きに生きている少年の姿がとっても印象に残ります。目の前にないものに対して、直に語れなくとも通じること、話したいことがあると、改めて思わせてくれる絵本です。

7.わすれられない おくりもの(評論社)

わすれられないおくりもの

死が訪れて体がなくなっても、心はずっと残ることを教えてくれる絵本です。みんなからとても慕われているアナグマは、自ら死を悟り手紙を残して死んでしまいました。森のみんなはアナグマのことが大好きで悲しみから中々抜け出せません。しかし、それぞれがアナグマとのことを思い出すと、そこには宝物となるような知恵と工夫をアナグマは残してくれたのです。私たちが必ず迎える死、それを受け入れること、避けては通れないことが描かれています。読み終わった後は、とても純真な心持ちになる絵本です。

8.よかったなあ、かあちゃん(講談社)

よかったなあ、かあちゃん

 認知症になったお婆さんと少年3人の心温まるお話の絵本です。いつものように公園でサッカーをやろうと少年3人が出かけて行くと、そこにはお爺さんとお婆さんがベンチに座っていて、いつものようにサッカーを楽しむことができません。仕方なく別の場所でサッカーをすることになりますが、少年の1人が蹴ったボールがお婆さんのもとへ。そこから不思議な交流がはじまります。認知症により人物の判断がつかなくなったお婆さんのために少年たちがとった行動とは?描かれている絵もどこか懐かしく、お話の内容も一昔前のドラマのようですが、夕暮れ時の公園の情景がとても心温まる絵本です。

9.おくりものはナンニモナイ(あすなろ書房)

おくりものはナンニモナイ

親友に「ナンニモナイ」を贈る絵本です。それってどんな絵本?と思いますよね。でも言葉通りなんです。大好きな友達アールに、贈り物をしたかったムーチ。しかし、アールはなんでも持っています。ムーチはうんと考えて、贈り物は「ナンニモナイ」にします。そして、「ナンニモナイ」を大きな箱に詰め込んでムーチはアールに渡します。世の中にモノが溢れている現代だから、心を満たすものってなんだろう?と考えさせてくれる絵本です。目に見えないモノ、感じるモノの大切さをそっと教えてくれます。

10.あさになったので まどをあけますよ(偕成社)

あさになったのでまどをあけますよ

前向きな希望がたくさん詰まった絵本です。どんな時でも、どんな場所でも朝は必ずきて窓を開けると、そこには大好きな風景が広がります。嬉しいこと、悲しいこと色々あるけれど、希望に溢れた朝が必ずやってきます。悲しくて涙をするのではなく、この絵本に描かれた幾つものとても美しい景色が自然と涙を誘います。行ったことのない場所ばかりなのに、どこか安らぎを感じるのが不思議です。鮮やかな色彩が、きっとあなたの心を浄化してくれます。

まとめ

大人でも思わず泣ける絵本をご紹介しました。
この記事でご紹介した絵本を読んで頂ければ、絵本が子どもだけの読物ではないことがきっと分かって頂けると思います。
興味のある絵本があれば、ぜひ挑戦してみてください。

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