絵本のおすすめ。人気の絵本ロングセラー10冊

ぐりとぐら絵本は、毎年新しい絵本が作られている一方で、昔から愛され、今でも人気の衰えないロングセラーの絵本もたくさんあります。

ロングセラーの絵本の特徴は、普遍性があり、時代を問わず10年後も、20年後も自信を持っておすすめできる絵本だという点です。

今回は、そんなロングセラーのおすすめの絵本を年代順(1963~1980年)に10冊ご紹介します。

メルヘンハウス・ブッククラブでも取り上げられている絵本も多いので、そちらも合わせてご紹介しています。

1.『ぐりとぐら』1963年(福音館書店)

ぐりとぐら絵本といったらこの本を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?何の説明もいらないぐらい有名な絵本なこの『ぐりとぐら』、なんと1963年に発売された絵本なんです。
のねずみのぐりとぐらがこの世で一番好きなものは料理すること、食べること。森に食材の調達にいくと、そこにあったのはとっても大きな卵!その卵を使ってカステラをつくることにしますが、大きくて卵を運ぶことができません。そこで、鍋や材料を持ってきて森でつくることにしました。ぐりとぐらという名前は覚えていても、お話の内容は少しあやふやになっている方!もう一度読み直してみると、とってもワクワクする絵本ですよ。※ブックッククラブ年少3~4才児(Dコース)配本

2.『しょうぼうじどうしゃ じぷた』1963年(福音館書店)

じぷた

古いジープの消防車“じぷた”が主人公の絵本です。ある街の消防署には、はしご車、ポンプ車、救急車とそれぞれ得意な特徴があり、大きな火事では3台が大活躍!古いジープの消防車“じぷた”は、大きな火事ではなく、ボヤなど小さな火事にしか出動しないので人気もありません。しかし、山の上の山小屋が火事になり“じぷた”が大活躍!この絵本は消防車を通して「個性」の大切さと尊重を教えてくれます。車好きの子どもにはもちろんですが、周りと比べることで自信をなくしている子ども、コンプレックスを持つ子どもなどに読んであげたい絵本です。

3.『せいめいのれきし 改訂版』1964年(岩波書店)

せいめいのれきし

地球上の生命誕生から現代までが、とても詳しく書かれている絵本です。表紙に改訂版とあるのは、発行されてから50年ほど経過し、人類の進歩により新たに解明したことを適所で改訂をおこなっているためですが、基本的な内容に関しては50年間ずっと変わりません。この絵本の面白いところはお芝居仕立てで進んでいるところです。ナレーターがいて、主役の動植物、その他大勢などと、地球上に生命が誕生した時から今までをひとつの物語として進んでいきます。しかも、しっかりとした知識を基に構成されているお話なので、いつの時代にこの本を開いても古びることはありません。

4.『三びきのやぎのがらがらどん』1965年(福音館書店)

三びきのやぎのがらがらどん

ノルウェーの昔話の絵本です。三びきの山羊の名前はみんな“がらがらどん”。山の草葉で太ろうと山へ登っていくと谷川にかかった橋がありました。はじめに小さいがらがらどんが橋を渡ろうとすると、そこに住む大きなトロルが現れ、がらがらどんを食べようとします。小さながらがらどんは「少し待てばずっと大きいがらがらどんがやってくる」と言い、難を逃れます。そして、二番目に大きいがらがらどんがやってきて、また同じように難を逃れて、さあ一番大きながらがらどんが登場!とてもシンプルなお話ですが、スケールが大きく感じられる絵本です。読み終わったあとは、なんだかとても爽快な気分になります。※ブックッククラブ楽しい昔話(Nコース)配本

5.『しろいうさぎとくろいうさぎ』1965年(福音館書店)

しろいうさぎ

愛を語るうえで外せない定番の絵本です。しろいうさぎとくろいうさぎはいつも仲良く森のなかで遊んでいます。しかし、ある時くろいうさぎが悲しそうな顔をしているので、しろいうさぎがその理由を訪ねると・・・。結婚のプレゼントにこの絵本を贈る方や、なかにはプロポーズにこの絵本を贈る方も!恋愛の絵本として、とても有名な1冊です。恋愛に限らず、どこか優しい気持ちにさせてくれるこの絵本、歴史があるだけに色々な議論がされていますが、まずは純粋な気持ちで楽しんでみてください。

6.『11ぴきのねこ』1967年(こぐま社)

11ぴきのねこ

猫と魚の食うか?食われるか?の破天荒なお話の絵本です。ある日のこと、11ぴきのねこが魚を見つけますが、11ぴきで分けるととても小さくなってしまいました。そこに爺さん猫が現れて、湖に行けば巨大な魚がいると教えられ、11ぴきのねこは湖にいかだを浮かべて3日間さかなを探し続け、ついに・・・。描かれている絵のタッチ、お話の内容と全体的にコミカルな雰囲気がたっぷりで、何も考えずに気楽にページをめくることができる素敵な絵本です。※ブックッククラブ年中4~5才児(Eコース)配本

7.『あおくんときいろちゃん』1967年(至光社)

あおくん

数ある色をモチーフにした絵本のなかでも代表的な1冊です。あおくんはいろんな色と遊んだりしますが、そのなかでもきいろちゃんとだいの仲良し。ある日、あおくんはきいろちゃんに会いたくていろんなところを探しやっと会うことが出来ました。そして、あおくんはきいろちゃんは嬉しくてとうとうみどりになって疲れるまで遊び家に帰ると・・・。色を題材にしているため抽象的ではありますが、その分だけこの絵本からは広義にメッセージを受け取れます。子どもだけでなく、大人でも十分に読み応えのある絵本です。

8.『モチモチの木』1971年(岩崎書店)

モチモチの木

孫とおじいさんの心温まる絵本です。臆病の豆太はお爺さんと小屋で2人暮らし。小屋の前には木があり、秋になると木から落ちる実を砕いて餅にすると美味しいことから、豆太がモチモチの木と名付けています。モチモチの木は特別な晩だけ灯がともりますが、それを見ることが出来るのは勇気のある子どもだけ。臆病の豆太には到底見ることができません。ある晩のこと、お爺さんが倒れてしまい豆太は勇気を振り絞って暗闇のなか医者を呼びにいきます。切り絵で描かれた夜の世界が怖さをかき立てながらもどうじに幻想的な美しさも表現されています。いつの時代に手にとっても、読むことが出来る普遍性の高いお話です。

9.『はらぺこあおむし』1976年(偕成社)

はらぺこ

知らない子どもはいないのではないでしょうか?それぐらい有名な絵本です。卵から産まれたあおむしはお腹ペコペコ。食べ物を探しにでかけて、月曜日はりんごをひとつ、火曜日はなしをふたつ、水曜日は、すももをみっつとたくさん食べて、ちっぽけだったあおむしは大きくなり、さなぎになって、とうとう最後は・・・。子どもたちにとって食べる、大きくなる、キレイ(格好良く)なることは、とても嬉しいこと。この3つがこの絵本には含まれています。子どものことを思い創られた絵本だからこそ、世界中で長い間愛され続けています。※ブックッククラブ1~2才児(Bコース)配本

『はらぺこあおむし』の絵本は、「これぞ食育!食べることが楽しくなる絵本まとめ」でもご紹介しています。

10.『キャベツくん』1980年(文研出版)

きゃべつくん

ナンセンス絵本の代表作といっても過言でない絵本です。登場人物?は2人だけ。キャベツくんとブタヤマさんのみ。キャベツくんを食べようとするブタヤマさん、しかしキャベツくんは「僕を食べるとこうなる!」とブタヤマさんだけでなく、色々な生き物が食べたときの変わり様を空に浮かべます。そのたびに恐怖になるブタヤマさんは「ブキャッ!」と発します。この絵本は子どもたちがとても喜びます。大人はどうしても絵本に意味を求めがちですが、30年以上支持されている理由は純粋な心で絵本を開いたら分かるかもしれませんよ?※ブックッククラブ年中4~5才児(Eコース)配本

まとめ

「この絵本ってこんなに昔からあったの?」と、驚かれた方も多かったのではないでしょうか?

今回ご紹介した絵本は、この先もずっと愛され続けていくであろう、おすすめの絵本ばかりです。
まだ子どもに読んでいない絵本があれば、ぜひ手にとってあげてみてください。

ご紹介した絵本のいくつかは、メルヘンハウス・ブッククラブでも配本されています。
素晴らしい絵本との出合いを求めるのであれば、おすすめのサービスですよ。

 

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