第4回「やっぱり地下鉄が好き!」

昔は博士でした。
地下鉄が好きです。それは乗り物が好きだということなんですが、名古屋の主な交通手段は地下鉄とバスなので、地下鉄好きになったのだと思います。もし、名古屋に地上を走る電車や路面電車があったら、また違ったことでしょう。小学校1年生のころは本当にどっぷりとハマリ、毎週絵画教室に地下鉄に乗って行く際は行きは先頭に乗り、帰りは後部で車掌チェックを欠かさず行ってました。そして、休みの日は終点にある車庫(地上にある)に車両を眺めに行き大興奮!将来の夢はもちろん、「地下鉄の運転手になる」でした。

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このデザインは昔なかったような・・・

地下鉄バイブルと言えば
地下鉄に毎日でも乗りたかった日々。しかし、乗れるのは週に一度の絵画教室に通うときのみでした。地下鉄に乗れない悶々とした日々をどう過ごしていたか?保育社のカラーブックスシリーズから出ていた『日本の私鉄20 名古屋市営地下鉄 』を眺めてました。このカラーブックスにお世話になった方も多いのではないでしょうか?なかなかの読み応えで名前の通りカラーページも多く、少し厚めのツヤがあるページながらソフトカバー、しかも、ビニールカバーがかかっていて丈夫!今でも古本屋さんにシリーズがたくさん置いてあるとドキドキしちゃいます。いつか『日本の私鉄20 名古屋市営地下鉄 』を見つけたら即買いは間違いないです。誰か見つけたらご一報ください!

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名城線。ちなみに『日本の私鉄20 名古屋市営地下鉄 』の表紙は東山線でした。

読書に最適な空間じゃないか
本屋で働く今となっては、さすがに地下鉄の運転手になる!なんて思って地下鉄には乗りません。では車掌チェックなどをしない今、僕は何をしているのか?本を読んでます、本屋らしい模範回答です。
携帯をいじるのも嫌いではないのですが、僕の携帯は機種が少し古くバッテリーがあまり持たないうえ、最近動作が遅くなってきてどうやら寿命が近くなってきている気がするので、できるだけ使いたくないのです。
これだけが理由ではないのですが、地下鉄での読書はとても心地よいのです。地下なので光加減は一定、車内なので温度も一定、静かすぎずうるさすぎず適度なノイズ、座っても立っても良し、そして、目的地への限られた時間。いやぁ、すごく集中できます。

ネバーエンディング読書も可能!

どうやってできるわけ?
地上にできる建物は、出来ていく過程が目に見えてわかるのですが、地下鉄は当然地下での工事のため、その過程が謎です。
地下鉄のできるまで』(福音館書店)は、その名の通り、どうやって地下鉄が出来ていくか?大好きな加古里子さんの絵と文で丁寧に説明してくれています。この本が出たのは1987年、僕が地下鉄に夢中だったのはおそらく1981年あたり。もう少し早くこの本が世に出ていたら、確実にバイブルとなっていたのは間違いないです。断面から見る地上と地下の工事の進行具合がたまりません!

そういえば、春頃に行ったロンドンも名古屋と同じく、交通手段は地下鉄とバスでしたね。
ロンドンの地下鉄はとても深かった気がしますが、ヒースロー空港からホテルの最寄り駅まで地下鉄で行き、深~い地下から上がってみたロンドンの夕暮れ前の街並み、良かったなぁ。地下鉄の良いところは、「あがってみないとわからない」その土地の景色への期待もあるかもしれません。やっぱり地下鉄が好き!

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ロンドンの駅はカワイイ!

おしまい

本文中でご案内した『地下鉄のできるまで』(福音館書店)は購入いただけます。

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地下鉄のできるまで
加古里子/さく
福音館書店
(小学初級から)

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