第122回「定休日に80名!?」

子どもたちから教わる。

8月に入りました。夏真っ盛りです!7月の終わりから連日子どもたちがたくさんやってきてくれます。子どもの本専門店として、とても嬉しいことです。子どもたちは色々なことを教えてくれます。それは、必ずしも直接的な行為だけではありません。子どもたちが読んでいる本などを観察し、「なるほどね~、こんな本が好きなんだ。ここで笑うんだ~。」と身を挺して教えてくれるのです。

定休日の特別営業は80名の先生!

メルヘンハウスの定休日は水曜日です(祝日の場合は営業しています)。しかし、先週は祝日ではありませんでしたが、お昼から夕方まで営業しました。それは、名古屋市立の幼稚園の先生方の研修会が行われたからです。

通常、父や僕に講演会の依頼がくるときは、こちらから会場となる園や学校などに出向きます。しかし、今回は「メルヘンハウスで話を聞きたい!」と代表の先生からの熱望で、「それではメルヘンハウスを休日返上します!」となったのです。そして、最初は50名ほどとのお話でしたが、ありがたいことに希望される先生が多く、最終的には80名超え!クリスマスなど繁忙期のお店よりも多くの人!人!人!いや、先生!先生!先生!座るイスなど足りるはずもなく、みなさん床に座って、はじまり、はじまり〜!image2

まず父が、「子どもの感性」をテーマに、今までの子どもたちと本との出合いの実話を交えて話します。僕自身も初めて聞いた話もあり、先生たちと一緒に頷いたりしていました。そこからバトンタッチして、僕の出番です。父とは事前に打ち合わせも全くすることなくぶっつけ本番。さあ、何を話そうか?父が子どもと本の関係性を話したのであれば、僕は本を手渡していく大人と本の関係性を話そうじゃないか!とひらめき、そのまま流れに身を任せて30分ほどお話をしました。

目の前の80名はみんな先生。それぞれ「どんな絵本がいいんだろう?」、「どうやって読むのがいいんだろう?」など、個々に疑問や悩みを抱えつつとっても真剣です。先生たちの期待度の高さも伝わってきました。そんななかで先生たちの心に残るような話ができたか?前回も書きましたが、僕は児童書界でひよっこ中のひよっこです。今出来ることは一生懸命話すこと、そして情熱のみ。果たしてどうだったのであろう?

父と僕の話が90分ほどで終了し、自由時間へ。店内は人!人!人!いや、先生!先生!先生!本を紹介しながら、レジをしながら、親子で一時間強を駆け回り、結局一分半に一回レジを打つという、「ここはバーゲンセール会場か!」と思うような勢い!さすがに終了後は疲れましたが、すごく活気に満ちた時間でした。

自分の責任で本選びを!

僕が先生たちに話したことはたくさんありますが、最後に「自分の責任で本を選んでください。」とお願いをしました。自分の本探しとは違います。先生たちが選んだ本は、子どもたちに読まれるのです。だから、責任を持って自分で手に取って開いて読んでみて判断をしてほしい。情報過多な世の中です。一冊に対してあらゆるところでレビュー(他人の評価・感想)を見ることができます。
「全く見るな!」ということではありません。参考にしてもいいでしょう。しかし、最後は自分の目で確かめてほしい。その手間隙を惜しないでほしいとお話しました。

その日、ご自身の小学3年生のお子さんの本を探している先生がいました。色々ご案内しましたが、決めることができずお帰りになりました。そしたら次の週末、家族とご来店!3日後ですよ!なんだか嬉しくなりました。

メルヘンハウスにはじめてきていただいた先生も多く、今後のお付き合いもとても楽しみです。1人でも多くの先生が「この前はどうも!」と来てくれることを楽しみに待っているのです。

おしまい

三輪丈太郎
1975年名古屋生まれ。生まれた時から子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、ここ最近までは全く児童書に関わりのないフィールドに生息。ある日、大尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがキッカケでメルヘンハウスに入社することを決意。メルヘンハウスの息子歴40年、メルヘンハウス歴2年のかなり遅れてきたルーキー。

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営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
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※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
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