第134回「色々ありすぎて‥‥‥でも、毎日生きている」

僕の日記はキッカケのかけら

遂にこの日記も月1ペースが定着してきました。しかし、月1だと何を書いて、何を削るべきか悩むところです。それほど日々色々なことが起こり、そこには喜怒哀楽があり、そもそも日記なので毎日綴るものですから、月1で全てを網羅することは出来ないことはわかっているのですが‥‥‥。

前回に日記に対して、ものすごく多くの反響をいただきました。賛同する意見も、そうでないものもありました。いずれにしろ、この日記に関しては当たり障りのないことを記すのではなく、自分に正直に書きたいと思っています。誰に媚びることもなく、誰かの為にでもなく、まずは自分のために書いて、それを公開することによって、読んでいただいた方の何かのキッカケになればと思います。

メルヘンハウスマニアのママ

最近、毎週のように来てくれる親子がいます。ママは「メルヘンハウスマニア」とまで言ってくれるほど、このホームページも過去に遡り見てくれたり、イベントをチェックしてくれたりしています。先日はなんと!他の書店でバッタリお会いしたりと、色々な出会いが日々ある中でもかなり濃ゆい出会いの分類です。

メルヘンハウスマニアのママは、外でメルヘンハウスの仕事を見つけることだって出来るのです。名古屋のオシャレタウン星ヶ丘にスープストックトーキョーというスープ専門店があるのですが、そこのキッズスペースの絵本を僕が選びました。僕も家族で一度お邪魔しましたが、とても美味しいし綺麗で気持ちの良い店です。メルヘンハウスマニアのママはそれを見抜いたのです。

スープストックトーキョーの絵本、メルヘンハウスが選びました?」

正解!これにはびっくりしました。どうしてわかったのか聞くと、「メルヘンハウスらしい選書だと思った」と言うのです。お店で働くスタッフでさえ、「メルヘンハウスらしさってなんだろう?」と常日頃から自問自答をしている中で、ママはズバリと「らしさ」を見出してくれたのです。これには驚きと喜びを覚えました。そして、こんな方々がメルヘンハウスを支えてくれているのだと、またメルヘンハウスを創っているのは、代表の父でもスタッフでもなくお客さまではないか?とも思いました。

「本との出合いは、人との出会い」

そう、お店というのは、人がモノを売っているところですが、店員がいてモノがあってお客さまがいる。要は人を介してモノのやり取りをしているのです。それがそもそもお店というもの。お店によってカラーがあるので、一概に良い悪いとは言えませんが、バブル期のようなモノを置いておけば勝手に売れていったという時代ではないと思います。今の時代求められているのは、デジタル化社会の中であえて僕は人間力ではないかと思います。インターネットがこれだけ普及し下手すれば一歩も家を出ないで暮らしていける世の中になりました。そんな中で求められているのは、その真逆をいく人間ではないかと。人と人が出会うにはキッカケがあり、メルヘンハウスで言えばそのキッカケとは児童書です。児童書と出合い、人と出会う。

父は「本との出合いは、人との出会い」と言います。

全くその通りで、その言葉の意味が色んなお客さまと出会うことで実感している最中です。メルヘンハウスマニアのママ以外でも出会いは沢山あります。どれも素敵な出会いです。出会いは大人だけでもありません。子どもにも出会います。この子どもとの出会いがメルヘンハウスの活力であることは確かです。もっともっと多くの人に出会いたいと思います。もちろん、多くの本との出合いも。

そうだ、京都に行ってきた

そうそう、話は変わり、先日京都に出張で行きました。ある出版社の新刊説明会と、『アームストロング』(ブロンズ新社)の作者トーベン・クールマンの講演会があったのです。最近では講演する方が多くなってしまったので、人の話を聞くと言うのはとても新鮮でした。内容について細かくは触れませんが、要は情熱ですね。あと、「子どもたちが楽しめるような冒険物語を描きたかった」とおっしゃられていたので、しっかり「子ども」に向かって発信しているのだと言うことがわかり、なんだか嬉しかったです。

『アームストロング』 トーベン・クールマン/作 金原瑞人/訳 (ブロンズ新社)

『アームストロング』
トーベン・クールマン/作
金原瑞人/訳
(ブロンズ新社)

『アームストロング』(ブロンズ新社)を開いたことがある方ならわかると思いますが、100ページ近くの長編の絵本です。講演会を聞くまで「この絵本は誰に向けて描かれているのであろう?」とずっと疑問に思っていました。疑問というより「大人向けかなぁ」と思い陳列していました。しかし、作者の話を聞いていくうちに子どもに対して、とても真摯に創られていることがわかりました。変な先入観を持っていたことを恥じ、これからはちょっと大きな子どもたち(小学生)におススメしていこうかなと思います。

ちょっと長くなりましたが、「あんなことも、こんなことも」と書き切れない消化不良なところを残しながら、この辺りにしておこうと思います。

 

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お店のご紹介 詳細

営業時間
午前10時~午後7時まで
定休日
毎週水曜日
住所
〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14
JR・地下鉄東山線 千種駅徒歩5分
※駐車場は店の裏手に5台
詳しいアクセス
TEL
052-733-6481

選びぬかれた絵本や童話を常時30,000冊揃えて、みなさまのご来店をお待ちしております。

絵本の読み聞かせ、紙芝居など、楽しいイベントを定期的に開催しております。

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